科学で事件を解決する⋯東野圭吾の名シリーズ第一作「探偵ガリレオ」をレビュー

こんにちは、まるたんです!
本格的に夏がやってきたって感じがしますね!(前の記事でも同じこと言ってたかも笑)
私は現在エアコンをガンガンに効かせて本記事を書いています‥笑
この暑さでもまだ梅雨明けしてないというのが恐ろしいですね、。
とにかくこの夏を乗り切れるよう頑張りましょう!
本日紹介する本は東野圭吾さん
「探偵ガリレオ」 です!
あらすじ
突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮かんだデスマスク、幽体離脱した少年‥警視庁捜査一家の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。
帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーの第一作。 解説・佐野史郎
東野圭吾・探偵ガリレオ・文春文庫(2002/2/10)より
「ガリレオシリーズ」の第一作であり物理学者の湯川学が科学を用いて事件を解決していく話となっています。
感想
独特なミステリー作品という印象を受けました!
探偵が物理学者であったり、科学的アプローチから 事件を解剖していくなどミステリーとしては異質な作品と言えるかもしれません。
また湯川氏は探偵特有の気難しい性格で、その独特なキャラクターに魅力を感じました!探偵モノといえば癖の強いキャラクターですが(私の主観です笑)、湯川氏も例にもれず特徴的で良かったです。刑事の草薙氏との距離感もいい感じでした!
一方で正直なところ、物語の締めくくりが弱い部分があると感じました。 ただ、それまでの過程が丁寧に描写されているので満足できる内容でした!
もう一つ本書の特徴としては、場面切り替えが多いことが挙げられます! 犯人の視点や探偵側の視点、あるいは第三者の視点に切り替わっていき、物語がテンポよく進んでいきます。
読んでて飽きなかったね!
終わりに
ミステリー好きには特におすすめな一作です!
学者が科学的アプローチで事件を解いていくという少し異質な探偵モノなため、
ミステリー好きには刺さるかもしれません!
また作品のテンポが良く、一話完結型で読みやすい構成になっています。
そのため東野圭吾作品を読んだことがないという方にも是非読んでいただきたい一冊です!
コメントにブログの感想を書いていただけたらとても嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!